2014年11月21日

時代と感覚

休日の金曜日。
いつもより長めの犬の散歩を済ませ、自宅でテストをつくったり、冬期講習の構想を練ったりしております。

リビングでテレビをつけておりますと、今日は衆議院の解散のニュース一色ですね。
「イブキ衆院議長(伊吹文明氏ですね)が解散詔書を読み上げ…」と報じられるたびに、ピクッとしてしまう私です(笑)。

「近藤」であれば他にも大勢いらっしゃいますが、「息吹」という名前はあまり自分の他にお目に掛かる機会が少なかったので、間違いなく自分だ、という意識が強くあるのでしょうね。
私の生まれた頃は珍しかったんですが、いまとなってはそういうわけでもなく、生徒に言わせると「ああ、そういう名前、あるよねえ、たまに見る」くらいのものだそうです。
ちょっぴりくやしい気もしますが、まあ時が流れて時代も変わりましたら、しょうがないですね。

同じように、教える仕事をしておりますと、子供たちと時代や感覚の違いを痛感することがたびたびあります。
国語の説明文で植物や昆虫を題材にしたものはよくあるのですが、子供たちはタニシもカブトエビもタガメも知りません。
知らないばかりか、基本的に「虫」をとても恐がります。
授業中に蚊が飛んでいるだけでも大騒ぎで逃げ回り、中断して退治せざるを得なくなります。
ジャポニカ学習帳の表紙も、子供たちや保護者の方の声を受け、昆虫から草花へと変更を余儀なくされたそうです。
夏休みには蝉を何匹捕まえたかを競い、カブトムシやクワガタが羨望の的だった私たちの世代からすれば、まさに隔世の感があります。

子供たちがどんなものに興味を持つのか、どんなことを喜ぶのか、教える立場の人間は把握しておく必要があります。
関心があろうとなかろうと、また授業が面白かろうとつまらなかろうと、その「場」で要求される「姿勢」や「態度」を示し続けるお行儀の良い生徒だけを、「上から目線」で評価するばかりでは子供たちはついてきません。

子供たちはそれを管理側の都合にすぎないこと、つまり「従順な生徒だけをえこひいきしている」のだと見抜きます。
授業のマナーとしてあるべき姿勢を指導する半面で、子供たちが「これは聞かなきゃ勿体ない!」と感じるような授業を作り上げていかねばなりません。
同じことでも、子供たちの身の周りのものや、関心のあるものに置き換えて教えるだけで、聴き方・取り組み方が変わります。
自分たちはどうだったかということのほかに、いまの彼らはどうなのか、について絶えず対話を重ねて感じ取っていくことが大切ですね。

テストで頑張った子をどう誉めてあげるか、もいろいろ考えます。
それはもう、頑張ったのですから私たちは目一杯誉めてあげたい。
優秀者だけでなく、苦労していた子が平均点を超えたというだけでも、私たちにはとっても嬉しいことです。
しかし、私たちの歓びをそのまま押しつける形ではうまく伝わらない。
生徒によって配慮が必要なこともままあります。

みんなの前で誉められる、これは昔はとても名誉なことでした。
ただ、中にはそのことをプレッシャーに受けとめてしまう子もいます。
次もとれなかったらどう思われてしまうんだろう…と。
また「やる気にさせるために、大したことないと思ってるのにわざと誉めている」なんて深読みしちゃう子もいるかも知れません(私たちは本当に嬉しいんですよ〜?)。
だからあんまり大袈裟にもできません。
でも、だからといってスルーしてしまうと、肩すかしを食った生徒はモチベーションが下がります。
………難しいでしょう?(笑)
適切なタイミング、適切な評価、適切な方法が肝心なんですね。

このように成績の発表や評価はとても難しいものですけれど、避けて通るわけにはいかないと思っています。
公立小中学校現場の低迷はすべて、健全な形での「競争」や、適切な「評価」を喪ったことにあると見ているからです。
頑張っても頑張らなくても、表彰もペナルティもないのであれば、それは社会主義です
安定はしても進歩はありません。
傷つけないことばかりに気を取られて、成長の機会を阻害しています。

学習塾は進歩と成長を求めておいでになる場であるはずです。
Miraizでも他の学習塾同様、成績優秀者を教室内で公表しますし、ご家庭にも送付します。
それ以上に、毎回の宿題テストなどの成績も徹底的に公表するわけですから、厳しく映る面もあるかもしれません。
しかしながら、それには私たちなりの信念と覚悟があってのことです。

《学力には寛容に、姿勢には厳しく》

つまり、結果を出せた子だけを都合よく賞賛するだけに留まらず、出せなかった子をきちんとフォローすること、です。
単に口先で励ましたり、言い訳の余地を与えることではなく、「悔しい、次こそは」を思わせる仕掛けを作ることです。
結果を出せた子に対してヒガミヤッカミを生むようでは逆効果です。
安易にアタマのよしあしに言い換えて逃げてしまうこともあるでしょう。
放っておけば必ずそうなってしまいます。
予めきちんと説明し、予告し、言い訳の余地を生む芽を摘み取っておかねばなりません。

そのためには、やるべきことをきちんとやっていれば結果が出せるようなシステムを守ることです。
先生としてはついつい、一筋縄ではいかない応用問題も出したくなります。でもそれはここぞというときに絞って、基本的にはどう準備すればいいかを予めきちんと指導し、それに沿って結果を出せるようなテストにしなければなりません。
授業で扱っていないところをたくさん出したり、直前になっていきなり課題を押しつけたり、はたまた「塾通いの子」への当てつけで高校入試でも出ないような超難問を出してきたり…学校が生徒から不信を買っているのはこういう面での不誠実さも大きく響いていると思います。
生徒にあるべき形を示すためには、他ならぬ我々自身が襟を正して望まねばなりません。

話を戻しますが、時代も感覚も違う中で、生徒たちに向かいあうのが我々の仕事です。
我々の評価を子供たちはどう受けとめているのか、については本当に細やかに捉えておかねばなりません。
自分たちなら嬉しいからいいだろうと、安易に始めるのは謹まなければなりません。

Miraizでは学習塾の提供できるサービスのうち、速報性や利便性を考慮して、様々なものを電子化してきました。
講習や保護者会、個別面談などのお知らせやお申し込み、こういったものについては、まさに私たち自身の感覚と、保護者の方もお忙しい時代ですから、そのニーズとの乖離が少ない部分でしょう。
今後も、紙のお知らせだけでなく、ブログやメールを通じて便利にお使い戴けるよう考えて参りたいと思います。

しかしながら、成績優秀者の公表については、ここまでにお話ししてきたようなこともありまして、生徒の感覚に照らし、差し控えることとしました。
ここまでに生徒から聞かれた声のうち、印象的なものがいくつかあります。

「(前の塾で)成績優秀者とかね、いいんだけど、やたらにバラまかれちゃうと噂になって、『あの子は”天才”だからいいよね〜』なんて言われるのがすごくイヤだった」

「成績優秀者とかいうわりに、平均点ちょっと超えたくらいで全部名前出されるから、自分では納得いかない点数なのに公表されて、すごくイヤだった」

言われてみるとハっとさせられるものがあります。
成績優秀者であることが名誉である以上に負担にもなり得ること。
できるだけ多くの子を表彰してあげたいという思いが裏目にもなり得ること。
こういった声に真摯に声を傾けると、公表の範囲を限ること、表彰に価値を持たせることは、とても大切なことだと改めてわかります。

教室ブログで派手に表彰してあげたい…なんていうのは指導側のエゴなんですね(笑)。
パスワードをかけて…なんていうことも考えましたけど、個別にIDやPWを割り振るのでもなければ、簡単に漏れてしまいますしね。
何より個人情報について世の中全体がヒヤヒヤしているご時世です、ここはアナログにいきましょう(笑)。

てなわけで、お待たせして申し訳ありませんが、M-1GPの結果につきましては月末の送付までご猶予下さいませ^^


posted by こんぶ先生@Miraiz at 17:48| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年11月08日

先生が元気でなけりゃ、ね。


《記事要旨》
厚生労働省の調査 平成23年大学卒業の、新卒採用者
平成26年3月末までに会社を辞めた人・・・32.4%
 → ほぼ3人に1人が3年以内に会社を辞めていたことに

これは前の年に卒業した人の割合を1.4ポイント上回り、2年連続で増加

= 産業別の離職率WORST3 =
1)宿泊業・飲食サービス業=52.3%
2)美容関連や遊技施設などの生活関連サービス業・娯楽業=48.6%
3)教育・学習支援業=48.5%

「ブラック企業」などの劣悪な就業環境の問題は頻繁に耳にするようになりました。
そのせいばかりとも言えないでしょうが、改めてこの高い離職率を見ると考えさせられます。
「自己実現」や「夢」をかかげて社会に飛び出す若者たちと、
「職場規律」や「営業収支・数値」を「現実」として突きつける企業。
誰しも、自分の就業経験、職場環境から類推するしかないですし、離職の背景はそれこそ業種や企業・職場によって様々でしょうから、一律に語ることは難しいですね。

しかし、それにしてもショックなのは「教育業」がWORST3に入ってしまっていることです。
これは学校の先生も塾の先生も入っているのでしょうか。
子供たちに辛抱強く向き合って、導いていくべき立場の教職員の半数が、3年で挫折するというのは非常に残念な思いがします。

たしかに、教育業は言葉を選ばずに言えば「底なし」です。
授業準備、試験問題作成、答案添削、成績管理、授業研鑽は言うに及ばず。
生活指導、心理ケア、保護者の方との連絡・面談。
塾であれば入試情報・学校情報の収集、資料作り、イベント企画。
もちろん企業としての営業管理、広告戦略、スケジュール管理、労務管理、教材管理、社外取引、会費請求・経理なども加わります。
さらに学校であれば部活動の指導、課外活動の引率も加わります。
他に会議や研修もあります。
企業・組織としての通常の業務に加え、時間や手間を定量化できない「教育」がメイン業務である以上、どうしても長時間に及んでしまいがちです。
日曜日や祝日などの勤務も多く、長期休暇も取りにくい環境でもあります。


こちらで特集されていますが、学校も塾も同じような事情を抱えています。
かくいう私も独立する以前は随分苦労しました(苦笑)。
まず定時に終わることはありません。
午後1時からの勤務が終わるのは、早くて日付の改まった午前0時、いつもだいたい午前2〜3時頃だったでしょうか。
毎年春先の生徒募集期や、夏前の講座・合宿業務期に入ると、教室に泊まり込むことも月に二度や三度ではありませんでした。
それでも毎週一度は午前中からの会議がありますので、もうアタマがクラクラしながら教壇に立っていましたね(笑)。
当然のように残業代や休日手当などもなく、社会保険すらありませんでしたから、繁忙期には毎年「キツイなあ…辞めようかなあ…」と家族にコボしていたのを思い出します。
(Miraizを立ち上げてからは、そんなことまったくありませんけどね!どんなに遅くともその日のうちに自宅に帰り着いています^^)

親が丈夫な体に産んでくれたおかげでしょう、私は幸い、そんな生活でも大きな病気もせずに済みました。
また、何より生徒が喜んでくれる、頼りにしてくれることが大きな力になって、続けることができました。
同僚や部下と話し合って自分の管理する教室だけでも、できるだけ適正な労働時間に近づけ、手当などもきちんと出せるよう、時には本社と板挟みにもなりながらも、小さな改善を重ねてきました。

私の場合、そんな風にどんどん自分で悪弊を変えていきましたし、支えてくれる仲間たちもいてラッキーだったのですが、環境がひとつ違えば、やはり絶望的な思いでいたことでしょう。
しかもこういった話は塾業界では「それくらい当たり前」といった感じに広く共通するところですから、普通の人が普通の会社に就職する感覚では、ちょっと付き合いきれないようなところもあるかもしれませんね。
また、教育に描いた夢や理想が大きければ大きいほど、この過重労働が当たり前という職場環境では、失望も大きく響くでしょう。

教育業は普通の仕事とは違いますから、そう簡単に「待遇改善!賃金交渉!」とはいかない側面があるのもわかります。
また、そういったもの以上に教育への情熱をもっている方が飛び込んでくる業界でもあります。
「ゼニカネを言うのは聖職者(?)にあるまじき姿勢だ」というようなことを仰る経営者も少なくないようです。

しかし、私はどうしても「教育だから仕方ない」という風には考えたくないのです。
教育は未来を創る、何より大切な、価値ある仕事です。
良質な教育を提供できる先生は、それだけの対価を受け取るべきだと思っています。

ただし、先生は、生徒を惹きつける存在でなければいけません。
「先生」はどこまでも自称に過ぎません。
本当に「先生」だと認めるのは生徒です。
魅力も無い、尊敬もできない先生の言うことなんて、誰が耳を傾けるでしょうか。
何より、先生が明るく元気でいなくて、どうして生徒を引っ張っていけるでしょうか。
入試問題やテキストの中身ばかりでなく、教室外にも広くアンテナを張り、幅広く奥深い見識と心の余裕を持ち合わせている先生だからこそ、生徒の一途な期待や様々な悩みに応えられるのです。
生徒・保護者に正面から向き合い、価値ある教育に携わる先生こそ、元気でいなければならないのです。

「関わる人すべてを大切にしよう。
生徒も、保護者も、先生も、一般職員も。」

私は教室を立ち上げるとき、この誓いだけは守り通そうと心に刻みました。
何よりも生徒を大切にすることはもちろんですが、そのためにこそ、いい先生がいつまでも元気に教え続けてくれる環境を整えなければなりません。
また、これからもいい先生が安心して飛び込んできてくれるような会社でなければなりません。
それでこそ、生徒もまた安心して通い続けられる教室が実現できるのです。
でなければ、独立した意味が無いとさえ思えます。

「人は城、人は石垣、人は堀」(武田信玄)
まさに、教育業はこの歌の通りですね。
他の仕事にはない、たまらない魅力ややり甲斐も伴うのがこの業界です。
この離職率が少しでも低くなりますよう、教育業界は根本からいままでの業界慣行や経営姿勢を改めていく必要があると強く感じます。
Miraizがその先駆けとなれれば最高なのですが^^





posted by こんぶ先生@Miraiz at 12:29| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年11月07日

休日と読書と授業とわたくし

恐縮ながら、金曜日はお休みを戴いております。
自分の開いた教室で、稼働日に休みをとれるというのは信じがたいことですが、信頼できるスタッフに恵まれたおかげで、初年度から余裕のある勤務を実現できています。

休みの日の私は、どちらかといえばインナー派です。
(若い頃は徹底したアウター…というより帰ってきませんでしたが・笑)
友人との約束でもない限り、人混みが苦手なもので、あまり好んで外を出歩きません。
もっぱら本を読むか、文章を書くか、答案を添削するか…ですね。

私は子供の頃から本が好きで、自宅でも廊下の壁一面が本棚になっているようなありさまです。
とはいっても、人様に語れるような立派な本はあまりなく(笑)、好きなものを好きなように乱読している感じです。
IMG_4786.jpg
我ながら、むっちゃくちゃですね(笑)
IT・メディア関連のジャーナリスト佐々木俊尚さんの著書は愛読しています。
新聞やテレビを中心としたマス広告・消費からの脱却、SNSを通じた個人的な繋がりと小さな「ビオトープ」の形成、それによる社会のパラダイムシフトなど、何となく実感している身の回りの変化に明確な説明と定義をくれます。
国語や社会を担当しておりますせいか、やはり言語に関する書物や、歴史・戦争や法律、政治経済などは好きですね。
その中に花粉症の本やプロ野球が混じるところがご愛敬です^^

IMG_4787.jpg
座右ともいうべき愛読書はいつも手に取れる位置に揃えておきたくなります。
大好きな司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」、井沢元彦さんの「逆説の日本史」です。
コレを持ってトイレに入ってしまうと長い…………(スミマセン)
また、説明する上でどういう手順や例示、言葉選びがわかりやすいか、ということを学ぶ上で池上彰さんの著書はとても勉強になります。

カッコつけてばかりじゃ逆にカッコ悪いので正直に…。
…恥ずかしながら、マンガも大好きです^^
とは言っても藤子・F・不二雄の短編とか、手塚治虫とか、昔のマンガばかりですね。
あとはどうしても「世代」なので週刊少年ジャンプ黄金期のもの(キン肉マン・北斗の拳などなど…^^)。
『ゴルゴ13』も大好きです(笑)。
いまリバイバルで話題の『寄生獣』も大好きで、全巻揃えております。

最近のマンガでは、これかな…
IMG_4788.jpg
『団地ともお』です。
ほのぼのとしたタッチで、子供ならではの視点や葛藤や矛盾や脱力を明るく面白く描く、私のツボをぐいぐいとついてくるような作品です(笑)。

読みかけの本もたくさんありますし、そのくせ本屋で気になったものがあるとさらに買い込んできてしまいます。
さらに悪いことに、「また読むかもしれない」から「手元に置いておきたい」というたちなので、売れないんですね。
こうして、どんどん本ばかり溜まってしまう……。

いまの職場は自分でつくっただけあって、忙しくても毎日やりがいがあって楽しいですからそうでもないですが、以前は現場のニーズと関係のない横入りの業務が続いたりすると本当に疲弊しまして、一日中、本読んでるような生活がしたいなあ…と願ったこともありました。

叶えられるとしたらいっそ入院かなあ…でも痛い治療とか、手術とかはナシで…命に関わったり苦しんだりする深刻な症状はないけど、とりあえず念のため安静に…みたいな病気…(人はそれを健康と呼ぶ)。
あるいは1年くらい休みをとって、南の島で毎日のんびり好きな本を手にハンモックに揺られ…(笑)

で、実際、前職を離れてから3ヶ月ほど時間がありましたので、あちこち遊びに行ってみたんですね。
トランクには文庫本をたくさん詰め込んで。

でも、ダメですね(笑)。
旅行先では、そこでしか見られないもの、触れられないもの食べられないものを求めてさまよってしまう。
夜になると本をめくっても、日中歩き回って疲れているので思い切り寝てしまう(私はのび太級に寝付きのイイ方です・笑)。
やはり読書に親しむには、自宅、もしくは田舎の実家、これに限りますね。

ところが、本を読めたら読めたで、その内容や触発されたことなどを人に語りたくなってしまうのです。
「なるほどなあ…面白いなあ…これ、生徒に話してやったら面白がるだろうなあ…。」
考えてみれば旅行中もそうでしたね。
いろんなハプニングが起きたり、その土地ならではの変わった人や物が登場したり。
こんな面白いこと、話さずにいられないなあ…と、悶々としてしまいました(笑)。

やはり、私には授業が必要なようです(笑)。
そして読書も適度に忙しい時間の間を縫って読みふけるからこそ、じんわりと味わえるのでしょうね。
そんな私もまもなく40歳。人生折り返し点です。
後半はやっぱりあれなんでしょうか、病気とか多いんでしょうか……。
小心者の私は想像するだけでブルーです。。。
神様、まじめにやりますから、糖尿と痛風だけはごカンベンください……。
posted by こんぶ先生@Miraiz at 16:59| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年11月02日

これだけやっててても…。

本日は「中3保護者会」です。
Miraizにとって最初の保護者会、それはもちろん気合が入ります。


私は基本的に人前に立ってお話をするのが大好きです。
お話をするからには、聞いてよかった、面白かったと言われたくなります。
いきおい、スライドや資料作りにも熱を帯びてしまいます。


この道に入って12年、保護者会などでお話をするようになってからは7〜8年でしょうか。
保護者会にかける気合も情熱も、いささかも衰えておりません、
それはもう、衰えてはいないのですが…

いかんせん…悪いクセもそのまんまです。
いわく、直前にならないと準備ができない………(恥)

普段あれほど、生徒に向かって計画を立てろ、優先順位とダンドリを考えろ、とエラソーニ言ってる私ですが、我が身を振り返るとまったくもってお恥ずかしい。

そして今年もまた、教室で朝を迎えてしまいました(笑)
今日、保護者会があることはワカッテイタノニ……。

とまあ、格好悪い舞台裏を明かしてしまいましたが、今年も納得のいく資料がご用意できました。
あとは保護者の皆様の胸に届くように、一生懸命お話しさせていただくだけですね!

思えば1年ぶりの舞台です。
昨年のいまごろは…………あ、やめとこかな(笑)。

…まあ、少なくとも1年後にこうして同じ場所で、再び皆様にお話ができるとは思っていませんでしたね、さすがに…。
1年って長いようで短いようで、でもこれだけの変化をもたらす時間でもあるのですね。
何だか感慨深いです。

素敵な偶然と幸運と、温かい絆とご縁とに恵まれたこの1年に感謝を込めつつ、Miraizに賭けて下さった生徒・保護者の皆様のご期待にお応えすべく、本日も一生懸命喋ります!

では、オヤスミナサイ…^^
posted by こんぶ先生@Miraiz at 06:16| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。